2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧
はーおもしろい。いま長編でこれ以上おもしろい作品ってないんじゃないかな。 新刊が出るたびに最初から読み返したくなる。
見富拓哉さんによるコミカライズ作品が「月刊IKKI」で連載されてるので積み本の山から引っ張り出して読んでみる。 一巻を読んだときは正直ぴんとこなかったんだけど、メルヘンファンタジーの皮をかぶったSFなんだと理解してからはたのしく読めるようになっ…
舞台はロンドン。友人宛に送られてきたチョコレートを食べたベンディックス卿夫妻は危篤状態に陥る。チョコレートには致死性の毒物が混入されていたのだ。夫人はあえなく死亡し、夫は生き残る。この殺害計画を企てたものはだれなのか…。 ここまでならごく普…
『魔界探偵 冥王星O』シリーズ八作目。作者は舞城王太郎。このシリーズもついに最終巻だ。長かった…。 この本を読むためにこれまでずっとこのシリーズを読んできたんでかなり期待していたんだけど実際読んでみるとうーんと首を傾げてしまう。 序盤に「見立…
作り話なんかしたって仕方ないでしょ。あたしだってその場に居合わせなかったら信じなかったと思うけど。でも本当にそうだったのよ。昔のことも、すべて本当にヘクターの言ったとおりだった。今度こそ絶対嘘だと思っても、調べてみるとやっぱり事実なのよ。…
はーおもしろい…。なんというか…。あー。
「テープレコーダーでやんす」「テープレコーダーでやんす」 下品で気持ち悪くて意味わかんない。時々ふっと綺麗なシーンがあったりしてなんやこれはと思ってしまう。 女子高生ゾンビ刈りアクション青春風味とまとめてしまうとキャッチーな感じだけど、この…
かっこいいなー。ジョーカー悪いやつだ。邪悪! バットマンほとんど出てこない! いいですね。 映画『ダークナイト』と同時期に発表された作品のようだけど、ジョーカーのイメージは驚くほど『ダークナイト』と似ている。映画のファンは『ダークナイトリタ…
舞城王太郎原案のライトノベル『魔界探偵 冥王星O』シリーズの七作目。作者は覆面作家で越前魔太郎名義となっているけど『空ろの箱と零のマリア』の御影瑛路のようだ。 わりと露骨で悪趣味なストーリーだけど軽い文体でどんどん読ませる。その辺は御影瑛路…
短編集。「虫の味がする」は「コミックビーム」掲載時に何度も読み返した作品で思い入れが強い。昆虫食いいよね。 「ジゼルとエステル」はシャム双生児との性愛という、まあベタというかストレートな作品で絵もわりと拙いんだけど、リビドー溢れる感じで好…
おもしろい。もっとはやく読むべきだった…。 でも具体的にどうおもしろいかというのが言い難い作品だなー。『バタアシ金魚』なんかのころの望月峯太郎に近い感じがする。さそうあきらとか、高野文子の影響も思わせる。 画面全体からすごく清潔感というか清…
舞城王太郎原案のライトノベル『魔界探偵 冥王星O』シリーズの六作目。作者は覆面作家で越前魔太郎名義となっているけど『サマー/タイム/トラベラー』の新城カズマのようだ。 このシリーズは「電撃文庫MAGAZINE」掲載の『フィータスのF』と続刊の『トイボッ…
現代小説を滅多に褒めない呉智英が絶賛していたので読んでみたけれど正直言ってくだらない…。ああ、新本格ミステリだなあという感じ。綾辻行人とか好きなひとにはいいのかもしれない。 物語がトリックのために存在するたぐいの小説は別にいま読む必要はない…
・頑丈カタログに耐加重○○kgと書いてあっても実際にその重量の本を載せると天版がゆがむことが多い。天版がゆがむと本が入らなくなるうえ本を傷める可能性も高くなるし見た目にも不格好でたいへんよろしくない。本棚の素材が木製の場合は要注意で、インター…