1分でカレーを作る

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この記事は「つくりおき Advent Calendar 2018」の1日目のエントリです。

adventar.org

こんにちは。フミモタ・タケシです。みなさん、つくりおきしていますか?

人類はつくりおく者とつくりおかない者に分かれるといいます。私も最近までつくりおかない側の人間だったのですが、ホットクックをキッチンに導入してからというもの日々つくりおきまくり、つくりおきに次ぐつくりおき生活を謳歌しております。まだ持ってない方は今すぐ走って買ってきましょう。

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では、本日はホットクックを利用して極限まで手抜きを行い、実働1分でカレーを作っていきたい。日常の料理はこんなもんでいいと思う。私は週6でこのカレーを食べています。

食材 (3食分)

  • ホールトマト缶 400g
  • 刻みたまねぎ 300g
  • 鶏もも肉 300g
  • カレールー 4皿分

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肉は胸肉でもいいし手羽元とかでもいい。なんでもいいんだ。好きなものを食べればいい。刻みたまねぎは業務スーパーで売ってます。

手順

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  1. 上記の食材をすべてホットクックに入れる。
  2. 無水カレーメニューで調理開始。
  3. 65分待つ。

完成

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解説

結局1時間かかってるじゃねえかよ~!という見解もあるとは思いますが、ホットクックが働いている時間は人間はキッチンに居る必要はないので、その間は散歩するなり風呂に入るなり好きなことをしていればよろしい。

たまねぎは、じっくりと煮込むことでとても甘みが強くなるため、カレールーについては普段の好みの味よりも辛口のものを選択することをおすすめします。私は「ジャワカレー スパイシーブレンド」を愛用している。

ホットクック標準の無水カレーのレシピには、にんにくとしょうがのすりおろしを適量入れよなどの記載がありますが、ハウス食品が多額の資金を投入して開発したカレールーを使用すれば、隠し味的なエッセンスは一切不要。トマト缶とたまねぎだけで完全にうまいカレーができる。また、これらの食材であれば、ホットクック以外の器具は一切不要となるため、洗い物の手間も減る。

まとめ

ホットクック、とにかく巨大なのと、応用範囲が案外狭いという欠点はありますが、ほぼ自動カレー・シチュー製造機としては最高なのでおすすめです。

明日の記事は nyanco15 さんです。

「マン・オブ・スティール」

あまり評判が良くないみたいだけど、ぼくはおもしろいと思った。

たしかに、前半の展開はたるいし、手持ちカメラの多用は鬱陶しいし、やっぱりコスチュームがどうアレンジしてもダサすぎるという問題点や、手を前に突き出して空を飛ぶ様が間抜けとしか言い様がないところとか、いろいろいろいろだめな点を言い出せばきりがないけど、それでも後半のアクションシーンは見事なもの。とにかく頑丈な人間が飛び跳ねまくり、そこら中を破壊しまくる爽快感が素晴らしい。まあ、ストーリーは脇に置いといて、特に深いことを考えなければ楽しめる作品だと思う。

「007 スカイフォール」

007シリーズを観るのは「トゥモロー・ネバー・ダイ」以来である。ダニエル・クレイグの演じるジェームズ・ボンドも、タフガイという感じでなかなかかっこいい(走っている姿は「ターミネーター2」のT-1000みたいだけど)。ただ、「ダークナイト・ライジング」もそうだったのだが、オープニング・シークエンスが一番面白かったかな。それと、こちらの作品も老いをテーマにしているのは、青年期にこれらの作品を受容していた年代が高齢化してきているということか……。それにしても、不気味な悪役をやらせたらハビエル・バルデムの右に出るものはいないなあ。砂に塗れるTom Fordのスーツも美しい。

「ダークナイト・ライジング」

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オープニング・シークエンスの飛行機からの脱出シーンは凄みがあるのだが、全体的に退屈というほかなかった。「ダークナイト」の成功は、ヒース・レジャーの存在が大きかったのだろうなあと改めて感じた。あと、ダークナイトシリーズは、バットマン自体が実は狂気の(アンチ)ヒーローであるという点が暴かれることこそが肝だと思うのだけれど、本作ではその視点がまったく欠けている。まあ、「バットマン ビギンズ」と同じくらいには面白いのだけど、「ダークナイト」が良い作品だっただけにがっかりである。

「ゼロ・ダーク・サーティ」

9・11からウサーマ・ビン・ラーディン暗殺までの、CIAのアフガンでの対テロ活動の暗部を描いたドキュメンタリー風作品。冒頭からリアルで陰惨なアラブ人捕虜の拷問シーンが続き、かなり重苦しい。

CIAによる捕虜の人権を無視した尋問もひどいのだが、捕虜の尋問に失敗すると、度重なるテロが続き犠牲者がどんどん増えていくので、とにかく胃の痛くなる状況が続く。泥沼の対テロ戦争の裏側を説得力のある映像で描いている。

政治的な観点で言えば、そもそもアル=カーイダはソビエトのアフガン侵攻に対抗するためにCIAが主導して武装化させた組織が発展したものだし、ビン・ラーディンが反米に転じたのは、米軍のサウジアラビア駐留に原因があるわけで、9・11が全ての発端であるかのように描いているのは、ちょっと単純化し過ぎだろうとも思う。映画としてはよくできているのだが。

「ブラックホーク・ダウン」

ブラックホーク・ダウン [Blu-ray]

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高野秀行の傑作ルポルタージュ『謎の独立国家ソマリランド』を読んで、ソマリアという国自体に興味が出てきたので、この映画も観てみた。ソマリアの民族紛争(というより氏族紛争と言った方が正しいが)に対する多国籍軍の軍事介入という史実を扱った作品なので、もっとポリティカルな感じかと思ったら、これ、ジャンル自体はゾンビ映画ですよね……?

「月に囚われた男」

ロボットがやけに情に厚く、せつない感じで悪くはないと思うんだけど、ストーリーは平凡。一時間くらいのショートフィルムでよかったのでは。