ブライアン・オールディス『地球の長い午後』

地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)

地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)


月と地球をまるで軌道エレベーターのようなケーブルで往復する全長1マイルの植物など、次々と出てくる奇想天外な遠未来植物の数々には舌を巻いたんだけど、中盤以降の展開にはいささか拍子抜け。竜頭蛇尾とまでは言わないけど期待してたほどではなかったかな。

いっそのこと人間は出てこなくてもいいから、植物の解説をもっと読みたい。