ガブリエル・ガルシア=マルケス『愛その他の悪霊について』

愛その他の悪霊について

愛その他の悪霊について

ガルシア=マルケスにしてはストレートな恋愛小説で驚くけど、『族長の秋』なんかと比べると文体やプロットも平凡でいささか拍子抜けする。

狂犬病の犬に噛まれて悪霊にとりつかれた少女のシエルバ・マリアが可愛らしい。